ポンピドゥー・センターのあるボーブール(Beaubourg)界隈の片隅でカンカンポワ通り(Rue Quincampoix)という面白い名前の道に出くわしました。
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カンカンポワは手元にある「道の名前事典」によるとルーアンから12キロのところにある街の名前ですが、僕は映画「アメリ」の登場人物、アメリの恋人のニノ・カンカンポワ(マチュー・カソビッツが演じていた)を思い出してしまいました。
ポンピドゥー・センターからフォーラム・デ・アルに向かう途中でこの道にさしかかった時に建物に異変が! 「あれ??」と思って近づいてみると…
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なんと建物にある窓は絵(トロンプルイユ:だまし絵)だったのです! 角からの縦2列分がすべて絵の窓。遠くから見るとほとんど分かりませんでした。3列目からは本物の窓なのですが、見比べて見てください。
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絵の窓にはヴァイオリンを弾く老紳士、物憂げな女性、遊ぶ子供の姿があって本当に生活しているようです。建物にある窓のだまし絵はパリのあちこちにありますよ。こんな街中のアートも面白いですよね。 ('02.5.23 Paris/Rue Quincampoixで撮影)
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