昨年初冬、ヴォージュ広場を散策した後の小腹を満たそうと、フォブール・サン・タントワーヌ通り(Rue du Faubourg St Antoine)でお店探し。バスチーユから10分ぐらい歩いたところでコルシカ郷土料理のレストランを見つけ、店の名前が奇抜だったことも手伝いふらりと入りました。その界隈では人気店のようで、ランチタイムの店内はかなりの混雑でした。

 初めて食べるコルシカ料理に満足して店を出た後、よくよく考えてみたら11区は僕にとってあまり馴染みのないところなので、お店付近を歩いてみることにしました。そんな折に出くわしたのが”街中のモザイク動物園”ローシュ小路です。




 1階と2階の間にタイル片で8頭の動物が描き出されていました。動物園と言うにはちょっと物足りないですが、しかし、落書きの多い無機的な住宅の谷間に、彼らの姿を見つけた時には思わず笑みがこぼれます。('04.11.29 Paris/Passage Rauchで撮影)