濃厚な牛乳ジャムはフランスの田舎の味
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フランスのお土産として食材を選ぶ方も多いのではないでしょうか。パリには有名食料品店の本店もあって、フランスの味覚が所狭しと並んでいます。
1区のフォーラム・デ・アルから歩いて10分。Le Comptoir du Terroir(ル・コントワール・ドュ・テロワール)は、キッチンに置いておきたいこだわりの食材を提供してくれます。
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主に扱っているのはワイン。産地別に分かれてディスプレイされています。しかし、このお店で注目したいのはフロアーの中央に置かれているジャムやハチミツ、パテなどの缶詰、ピクルスなどの瓶詰、オリーブオイルといった「引き立て役たち」。
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中でも牛乳ジャムと塩はぜひ手に取ってみてください。
牛乳ジャムはもともと大西洋に突き出たブルターニュ地方の名産。ラベルには「Confiture de Normandie(ノルマンディーのジャム)」とあります。
ふたを開けると煮詰めて凝縮された牛乳の香りが! オーブンで焼いたフランスパンに塗ったり、コーヒーなどに入れてもいいですよ。
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塩も数種類あります。袋入りの塩の花(Fleur de Sel)はミネラル豊富の海水からとった粗塩です。そして料理の強い味方になりそうなのがハーブ入り塩(Sel Marin Moulu aux Herbes)や海草入り塩(Sel Marin Moulu aux Algues)です。ハーブ入りの塩は肉料理に、海草入りは魚料理に使うとGOODですよ。
これらの塩はSel de Guerandais(セル・ドゥ・ゲランデ)社の製品。ロワール地方北西部の大西洋に臨むゲランデ(Guerandais)という地域は良質の塩が取れることで有名です。
ちょっとしたところにフランスの味。皆さんもいかがですか?
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牛乳ジャム ノルマンディーのラ・ノエ・ルース農場 (Ferme de la Noe Rousse)の手作り
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塩いろいろ 袋入りが「塩の花」 筒は緑が「ハーブ入り」、青が「海草入り」
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