2002年1月より、ドイツ・イタリア・スペインなどヨーロッパ12カ国の通貨が「ユーロ」に統一され、フランスもそれまでの「フランス・フラン」に代わってユーロが流通通貨になりました。(2004年7月現在ユーロ加盟国は25カ国)
ユーロと旧フランス・フランのデザインはこちらから



 2002年2月18日以降、フランスフランは通貨として使えなくなりました。まだ手元に残っている場合は、手数料が掛かりますがユーロへ両替できます。

 フランスフランからユーロへの両替を取り扱っているのはフランス銀行のみ。紙幣は2012年末まで、硬貨は2005年末まで両替が可能です。
フランス銀行:31 Rue Croix-des-Petits-Champs, 1er Arr.
1区 クロワ・デ・プティ・シャン通り 31番地

 さてこのユーロを両替しなくてはなりませんがどうしましょう? ある程度日本で替えて、足りなくなった時の事をを考えて日本円を幾らか持っていくとか、そんな感じでしょうか。

 人によって持参する金額は違いがあるでしょうが日本で両替するのは絶対ソンということは言えます。レートが悪すぎるのです。為替相場変動があったとしてもCashで1ユーロ当り6〜7円、T/Cで数%のコミッションが掛かっています。タイムリー情報を下をクリックしてちょっと確認してみてください。
★T京M菱銀行取扱のトラベラーズチェック・外貨現金両替相場★
★Yahooファイナンス★(海外マーケット情報>外国為替レートを参照)
 ところがパリ市内の銀行で両替をするとほぼ国際為替レートで両替ができます。レートのいい銀行はCitibankが挙げられます。独自レートですがコミッションはなし。シャンゼリゼ大通りにあるパリ観光案内所の並びにあります。住所は次の通りです。
Citibank  住所:125 Avenue des Champs-Elysees
営業時間:月〜金 10:00〜20:00(ATMは年中無休)
 パリに土曜着という方が多いと思いますが土曜だと銀行は開いていません。そこで少しでも手数料ロスを抑えるのに僕はこんな方法を取っています。あくまでも参考まで。

 パリ(外国)での支払いはクレジットカード重用派の僕は、円のCashはある程度持っていきますが日本では替えて行かず、パリの空港にある銀行のATMで土日分をカードでキャッシングします。空港から市内までメトロ料金を含めて大体80ユーロを引き出します。

 引き出した日にちや持っているカードの規約にもよりますが、80ユーロのキャッシングで手数料は大体300円前後。手数料としてはぐっと安くなります。ATMを利用すると引き出したいだけのユーロを手に入れる事ができるので無駄がなく、月曜以降に必要に応じて持っていった日本円Cashを銀行で替えています。

 その都度銀行に行くのが面倒な時は市内のATMでキャッシング。ATMは24時間使えるので時間に縛られることがありません。またほとんどの店でクレジットカードが使えるので(利用最低金額を設定しているところもあり)、ショッピングはカードで済ませます。

 カードのキャッシングに抵抗のある方にはお勧めしませんが、僕も持っていますけどシティバンクのワールドキャッシュはユーロレートは大体為替相場+4円ぐらいになりますしね。ま、これが一番いい方法じゃないかなって思っています。