通りの中盤も賑わいは絶えることがありません。この辺りから徐々に下り坂になっていて、通りのクライマックスに向かっていきます。

 通りを進む順にかいつまんでお店を挙げると、日本料理屋「KAYKO」、アクセサリー屋「ハスマン」、海鮮レストラン「リュイートル・エ・ドゥミ」、スーパーマーケット「フランプリ」等など… こんな賑やかな中にも74番地には図書館まで!

 途中レペ・ドゥ・ボワ通り(Rue de L'Epee de Bois)を入ると、通りと同じ名前の子供用の木のおもちゃ屋「L'Epee de Bois」が。ムフタール通りに戻って100番地には、入口の狭い小さな映画館「L'Epee de Bois」があります。入場料20フランは学生街ならではの安さですね。


おもちゃ屋

映画館
 パサージュ・デ・ポスト(Passage des Postes)を1歩入ってみると、表の喧騒がウソのような静けさ。飾り気のない建物、石畳の道。かつては学生の下宿や庶民階級の居住区だったので質素な雰囲気が漂っています。

 よくよく見ると道は中ほどに向かってV字に傾斜しているのが分かります。これは雨水などを流す溝なんですが、その昔の下水道が完備されてなかった時代には、窓から生活廃水が道に捨てられていて、それらの下水溝として役割を果たしていました。花の都パリがまだ不衛生だった時代の名残です。







ムフタール通り散策ポイント
(所要時間:約1時間)