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入口から20mほど歩いた右手に円形の屋根付き野外堂がどっしりと構えています。日曜のリュクサンブール公園、運が良ければここでコンサートが開かれているかも知れません。
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コンサートと言っても格式ばったものではなく、学校のブラスバンドサークルの発表会といったもの。大勢の観衆の前で演奏するのをはみかみながらも、曲が終わって会場に向ける笑顔は満足げにも誇らしげにもキマっています。
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ここでアメリカ・ルイジアナから来た高校生のブラス演奏を聞いた事があります。青空に響き渡ったディキシーランドジャズ。かつてフランスから殖民が行われた土地の子孫がパリの空の下でブラスを奏でたのは、もしかしたら偶然ではなかったのかもしれません。
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