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マリー・ドゥ・メディシスによってイタリア風に建築されたリュクサンブール宮殿とアンサンブルをなすようにメディシスの泉があります。木陰にひっそりとひかえていて物思いにふけるにはもってこいの場所でしょう。
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そびえるモニュメントにはセーヌ川と支流のマルヌ川をあらわす像があり、中央にマリー王妃の紋章がかたどられています。
泉は春夏は周りの木々の緑色を集め、秋になると落ち葉が水面を黄金色に一変させます。季節の姿を映しだす鏡の泉。400年前にはマリー王妃が故郷を偲ぶ姿も映し出していたのでしょうか?
エリック・ロメール監督の映画「パリのランデヴー」中の「パリのベンチ」という短編にメディシスの泉がでてきます。この泉にまつわる言い伝えを主人公が述べるのですが、一度見てみてはいかがでしょうか?
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