現在フランス上院の会議場として使用されているリュクサンブール宮殿。美しいです。広大な公園の前身はこの宮殿の前庭で、宮殿とともに1624年に完成されました。

 宮殿はバロック様式で建築を命じたのはフィレンツェのメディチ家からアンリ4世に嫁いだマリー・ドゥ・メディシス(メディシスはメディチのフランス語読み)です。


 彼女は夫のアンリ4世が亡くなった後、ルーヴル宮殿での生活に飽きたらずにフランソワ・ドュ・リュクサンブール公爵の屋敷と周辺の土地を買い取って、王室専属の建築家ブロッスに故郷フィレンツェのピッティ宮に似た宮殿を作らせました。

 もともとは「マリー・ドゥ・メディシスの館」と呼ばれていましたが、彼女の没後にリュクサンブールの名前が復活しました。

 現在は宮殿内に入ることはできませんが、年に一度9月1日に大統領官邸のエリゼ宮など政治機関が一般公開されます。この時だけはリュクサンブール宮殿も入場OKですので足を運んでみては? ただし長蛇の列になることは必至ですので覚悟を決めて!







リュクサンブール公園散策ポイント
(所要時間:約1時間30分)


公園の入口

ハカリ

野外演奏会

Cafe du Luxembourg

メディシスの泉

噴水池

リュクサンブール宮殿

ドラクロワの泉

オランジュリー

水遊び場

カンフーレッスン

テニスコート

ロバ乗り場

自由の女神

園内の木立

Theatre du Luxembourg

児童遊園地

養蜂園

Pavillon Davioud

休日のピクニック