ボナパルト通りを北上してマラケ河岸(Quai Malaquais)まで来ると目に前はセーヌ川で、右手には芸術橋(Pont des Arts)があります。1998年の「日本におけるフランス年(L'annee de la France au Japon)」にこの橋を京都・嵐山に架けよう!なんていう計画が日本側から提示されたそうですが、計画倒れになって一安心でした。

 話題がそれましたが、このマラケ河岸にもセーヌ河岸を飾るブキニスト(Bouquiniste:古本屋)があります。パリの古本屋の歴史は古く17世紀までさかのぼると言われています。

 すでに当時カルティエ・ラタンはソルボンヌを中心に学問が盛んでしたから古本屋があってもおかしくないですよね。今のような収納箱タイプができたのは19世紀になってから。

 現在セーヌ河岸には200人を越えるブキニストが市に登録されていて、何十年も前のParis Matchや版画、ポスターなんかを売っています。







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(所要時間:約2時間)